人間国宝・十三代 酒井田柿右衛門による、最高傑作の一つ「濁手」の盃が、共箱・栞付きの完璧な状態で入荷いたしました。

その小さな器一つに、柿右衛門400年の歴史と、名工の美意識のすべてが凝縮されています。これは単なる器物ではなく、後世に受け継ぐべき、日本の至宝です。

◆商品概要
・作　家：十三代 酒井田柿右衛門（本名：酒井田正彦 / 人間国宝）
・品　名：濁手 盃（ぐい呑）
・付属品：共箱、栞（作品の証明書）

柿右衛門窯の真髄である、秘伝の乳白色の素地「濁手」。その温かみのある白を背景に、余白を活かして優美に描かれた牡丹文。繊細な筆致と気品に満ちた赤絵の様式は、一目で柿右衛門と分かる、絶対的な存在感を放ちます。
本作は、人間国宝である十三代本人が、そのデザインから品質まで全てを監修・承認した、柿右衛門ブランドの誇りを体現する一級品です。

◆状態
多少の使用感がございますが、状態は良好です、画像でご判断いただければ幸いです。
美酒や御茶を味わう、あるいは静かに飾り、その気高い佇まいを眺めるのもまた、最高の贅沢と言えるでしょう。
◆仕様
・技　法：磁器、濁手、色絵（赤絵）
・寸　法：口径 約6.5cm × 高さ 約5.5cm（個体差あり）
・制作年代：1970年代頃

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